
梅雨なのかどうか暑い日々が続き、雨は2〜3時間まとまって降ることが多く、梅雨ではなくいきなり夏になったかのようだ。
ここにきて2年くらいで地球温暖化を実感するようになったが、壊れていく自然を肌で感じるようになり、
一応過ごしやすいが、生ぬるくなった空気で育つ日本の植物は、元気がないものもいくつかみられる。
全世界ではその傾向をうけ、石油の代替燃料の開発が急がれている。一応バイオエタノールフュエルが米国やブラジルなどで使用されているが、
食用に確保された穀物を使うので、全世界で穀物に関連するパンやヌードル、乳製品、獣肉が値上がりしているうえなおも石油価格は上がり続け、
ガソリンは170円/l前後まであがり日本経済もますます余裕がなくなるだろう。
その余波で19日、日本全国の全てのイカ漁師達はイカ漁を一日のみ、とりやめたようだ。
余裕がなくなれば各家庭で切りつめ、派遣従業員やアジア諸国OEMによってかろうじてやりくりしている企業でも、
1997年以来最悪なリストラブームを呼ぶことは間違いなく、それは働く人に対しても陰湿になり、心の豊かささえ壊して歪みは新たな犯罪を生み出す。
それは正社員を対象にしたものから、それよりももっと非力な非正社員を対象にしたものに変わってきているため、残念ながら日本のメディアでは取り扱われず、深刻なものになる。
8日、東京秋葉原の路上にて25歳の男性が無差別に通行人を切りつけ7人が犠牲になり、11人負傷した。偶然にも2001年の池田市で起きたホロコーストと同日時であった。
それは秋葉原という、日本におけるITやサブカルチャーの1大拠点にとって、大きくそこを行き交う人々を揺さぶったことだろう。
後に数名のこの事件に便乗した脅迫などを行なっていることが、現在日本が病的になってきている指標ともとれる。
それは国会をも揺るがした。
同日、与党の提出した18歳未満が閲覧する性、暴力などに露骨な有害なウェブサイトに対する規制法案が受理された。
ただその解釈とはどうか、ブログや掲示板、SNSなどの玉石混交の情報を扱うウェブサイトはどうしたらいいのか、
捉え方によっては民衆の声を封殺してしまうだろうということなのだろうか、罰則を設けず、努力義務となっている。
また13日、事件の犯人が派遣社員であることもあり厚生労働省の桝添要一は、派遣業界に各関連法令の遵守を徹底するよう通達し、または極短期派遣の規制も視野に入れると言ったようだが、
まあ、15年位前に日本テレビの「EXテレビ」と言うHな深夜番組に出演しエヘラエヘラした顔をしていたが、その延長の仕事をしていて発言してもいまいち説得力が感じられない。
どうせ弱者のことなど考えず個人タクシーから万札やビールなどの差し入れを受けてニヤニヤしているのか。
同じエロ蛸ならそのまんま東こと東国原英男の方がまだいい仕事をしているだろう。
そんな中で社会の平和を維持するために死刑を適用するのに、朝日新聞は死神という表現をしたことは、パブリックな媒体にしては甚だ空気が読めないのだと感じる。
その日から数日も経たないうちに、今度は自然が人々を大きく揺さぶった。
14日午前8時43分未明に、最大マグニチュード7.2相当の、岩手・宮城内陸地震が発生した。
宮城県と言えば杜の都仙台、牛タンや東北楽天ゴールデンイーグルスとそのホームグラウンドであるフルキャストスタジアム、
または最近ではロックバンドであるナイトメアや仙台貨物などで知っている人ももいるだろう。
犠牲者11名と重軽傷266名、行方不明14人が人的被害を受け、岩手県平泉町の中尊寺や奥州市の石淵ダムなどの建造物が変形したりと損失を出し、
農業や漁業、交通にも大いに影響を出したが、幸いにも原子力発電所には異常はなかったようだ。
その一方東京では、東京メトロ副都心線が開通した。高島屋新宿店では、今まで売上が芳しくなかったようでおおいに開通を歓迎しているが、
素通りになる池袋の東武百貨店と西武百貨店が手を組んで買物客を呼ぶなど、人口密度が多い場所でありビジネスも大いに刺激になるだろう。
これによって東京メトロの都内路線建設が完結し、複数の路線を今後どのようにPRするかが注目だ。
そんな中で、一服の清涼剤となりえる痛快な語り口で有名な名MCを失うのは、非常にもったいない。
11日、MIKE MIZNOこと昭和を代表するエンターテイメント映画界のご意見番として、淀川長治と共に映画番組の寸評をしていた水野晴郎が亡くなった。
偶然にも淀川長治の逝去から10年目で、TV映画にとって1つの歴史が終わった。彼は若い時に終戦後の復興時代を経験し、多くの劇場が破壊され日本の演劇が蘇る間に目にした米国映画に憧れ日本ユナイト映画に就職したときから、実に淀川長治よりも多くの映画関連の仕事をした。
洋画の日本版タイトルも何本か手がけていて、代表的なものは1964年の「ビートルズがやって来る!ヤァヤァヤァ」、1969年の「真夜中のカーボーイ」などがある。
また映画監督としても、1996年から「シベリア超特急」をシリーズで制作した。カルト・ムービーという形のサスペンスアクションドラマで、
お世辞にも知名度が高いとは言えないが、面白いらしい。過去の職業柄アメリカのニッケルオデオン(硬貨1枚でみられるようなB級エンターテイメント映画)に影響されているようだ。
WEBで少しかじったくらいなので、近いうち機会があればレンタルビデオをみておきたいと思う。
そんな6月にあった数少ない良いニュースは、20日に北野武監督がモスクワ国際映画祭で特別功労賞を獲ったことくらいだろう。
26日にルーマニアでは、悪いニュースが多く流れるのは心理的に悪影響を与えるとして、良いニュースにもっと時間を割くよう定めた法律が受理された。やはり、あちらのほうでも悪いニュースばかりでとうとうしびれを切らしたのか。
こんな悪いニュースが続きようものなら、日本でもそういった法律が受理されるかもしれない。
まあ、もっともいいのは物事の美しい側面を重点的にみることであろう。
論じ、提案するならともかくできるかぎりよい側面、美しい側面を見るのがいい。悪い面ばかりみてしまうとそれしか考えられなくなると、かのジョルジェット・ジュジャーロも言っている。



